ヒストリー・オブ・バイオレンス
2006年09月14日 (木) | 編集 |
愛と暴力の表裏一体感。
21世紀のクローネンバーグは大人の鑑賞に堪えられる...っていうのは階段のシーンがあるからという意味ではありません(^^;)


インディアナ州の田舎町で小さなダイナーを経営するトム・ストールは、弁護士の妻と2人の子どもとともに穏やかな日々を送っていた。
そんなある夜、彼の店が拳銃を持った2人組の強盗に襲われる。しかしトムは驚くべき身のこなしで2人を一瞬にして倒してしまう。
店の客や従業員の危機を救ったトムは一夜にしてヒーローとなる。
それから数日後、片目をえぐられた曰くありげな男がダイナーに現われ、トムに親しげに話しかける。
人違いだと否定するトムだったが、トムの過去を知るというその男は、以来執拗に家族につきまとい始める。

銃による皮膚の裂け具合とかがD・クローネンバーグ節だなとか思いながら内容に関してもスパイダー(2002)のときも思ったけれど展開が良い。
ガキっぽい感じがなく、大人の鑑賞に堪えられるのという点で。
そもそもビジュアル面をクローズアップされ、独自の世界観を持ち、変人的魅力がすべてと思われていた部分がある人で、言い換えれば純粋に突き進んでいるが故のカルトな人気であったり、逆に嘲笑の対象でもあった。
洗練されてしまってつまらなくなったという意見もある人だけど、この映画に関してはエド・ハリスやウィリアム・ハートの怪演にも文句が少なそうで評価が高いですよね。
ヴィゴ・モーテンセン演じるトム・ストールの過去の悪行はマフィアの回想するセリフでしか知りえないので善人として感情移入できる点がいいんだろうね。
善だの悪だのは考えなくっていいやって感じw
気に入りました。この映画

■ヒストリー・オブ・バイオレンス■ (2005)

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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
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