最近みた映画も、ほぼ日刊で消費していると感想もおざなりですが...。
それはいづれとして、注目すべき現代の映画人シリーズ続編。
シリーズかよw
チャーリー・カウフマンCharlie Kaufman
脚本家。
1958年11月1日、アメリカ/ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
ニューヨーク大学で映画を専攻し、ミネアポリスのスター・トリビューンに就職。その後1991年にLAに移り、TVシリーズ「Get A Life」で脚本家デビュー。
1999年に映画初脚本作スパイク・ジョーンズ監督の「マルコビッチの穴」でその年のインディペンデント・スピリット賞の新人脚本賞、LA批評家協会賞の脚本賞、全米批評家協会賞の脚本賞、海外でも英国アカデミー賞の脚本賞、そしてアカデミー賞の脚本賞のノミネート。
つづく「ヒューマンネイチュア」には製作でも参加、スパイクジョーンズ監督と再び組んだ「アダプテーション」でもNY批評家協会賞脚本賞、放送映画批評家協会賞脚本賞、英国アカデミー賞脚色賞、そしてアカデミー賞の脚色賞のまたしてもノミネートまで。ただ、「アダプテーション」で登場させた架空の「双子の弟」もノミネートされて話題を呼んだ。
同じ年の放送映画批評家協会賞では「コンフェッション」に対しても脚本賞を取っている。
2005年、満を持して「エターナルサンシャイン」でいよいよアカデミー賞をとったのは記憶に新しい。
僕にとっては面白いか面白くないか簡単なことだし、受賞歴なんてホントは興味ないけれどあらためてふりかえるとスゴかったわ、この人。
藤子F不二雄氏が描いてたSF(Sukosi Fusigi)系の漫画の好きだった僕にとってはモロにツボだったのです。
マルコヴィッチの穴
★★★★★
人形遣いのシュワルツと妻のロッテはひょんなことから映画俳優のジョン・マルコヴィッチの頭の中につながる穴を見つける。
そこに入ると誰でも15分間マルコヴィッチになることができた。
これを利用して商売を始めたところ、その"マルコヴィッチの穴"は大繁盛、連日行列が続いた……。
オリジナリティあふれるアイディアでぐんぐん引き込まれる不条理コメディ。
ブラックで陰湿でもあるけれど僕にとっては奇想天外加減がとにかくブッ飛んでいてハマった運命の1本。
アダプテーション
★★★★
脚本家チャーリー・カウフマンは「マルコヴィッチの穴」の成功で、一躍次回作を期待される存在となった。
そんな彼のもとにある日、仕事の依頼が舞い込んでくる。それは、作家スーザン・オーリアンがフロリダで蘭を不法採集した栽培家ジョン・ラロシュを描いたノンフィクション『蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクターの世界』の脚色。
さっそく作業を始めるものの、全然アイデアがまとまらず悶々とした日々が続く。
ストーリーも複雑で完全にカウフマンのトリコになった!ノンフィクションとノンフィクションがごちゃまぜになっている上にもう自分が映画に飛び込んじゃってるぶっ飛び具合に完全にノックアウトされました。
架空の人物がアカデミー賞にノミネートされたのは初の珍事だった。もしもドナルド・カウフマンが受賞してしまったらマズイことになる?なんて理由で取れなかったのかも。
エターナル・サンシャイン
★★★★
バレンタインデーを目前にしたある日、ジョエルは不思議な手紙を受け取った。
そこには、最近ケンカ別れしてしまった恋人クレメンタインについてこう書かれていた。
“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社”
コメディの脚本をロマンチックな映画にしたのはヒューマンネイチュアでカウフマン作を監督し、唯一何の「賞」とも縁のなかったミシェル・ゴンドリー。
異色であり、突飛な設定こそコメディ色だけど、心を打つのは、彼女と出合った頃のこと、彼女のどこに惹かれたかを思い出したり「思い出」とはなんて大事なものなんだろうという部分。
妙にせつなく迫る絶妙な音楽もイイ(゚∀゚)
ヒューマンネイチュア
★★★
異常に毛深い体質の女性ライラ。ナチュラリストの彼女の恋人は、マナーに異常な関心を示すネイサン博士。
礼儀正しい文明社会こそが人類を救うと信じ、研究のためネズミにテーブルマナーを学ばせる日々。
二人はある日、森にデートに出かけたところ、自分を猿だと思い込んでいる男に出会う。
良質のコメディ。カウフマン節で語らなくても中盤までは相当おもしろいコメディ作品だと思う。
ただ、やっぱりカウフマンマニアの目で見ていくと面白さの裏の裏に「らしさ」があってオチまで含めて好きな作品。
〜ヒューマンネイチャー=人間の本能〜を描いてるに違いないけれど、普通に自然に帰ろうというテーマを掲げた映画に思うかもしれないけど実は...。
コンフェッション
★★★
1960年代、アメリカ。いち早くテレビの可能性に着目し、そこでの成功を夢見るチャックは、色々な番組企画を発案してテレビ局に売り込んだ。
しかし、いずれも採用されることはなく、やさしい恋人ペニーに慰められる日々が続く。そんな折、彼の前に謎の男ジムが現われる。ジムはチャックに近づくと、高い報酬と引き換えにある仕事を持ちかける。
それはCIA工作員となり合衆国にとって邪魔な人物を抹殺するというものだった…。
残したものは視聴率と死体…
オーシャンズ〜のソダーバーグが製作にまわり伊達男ジョージ・クルーニーが初監督作品。コーエンとも仕事をした彼には技巧を凝らした難しい演出も力みすぎちゃった感アリ。
異常に豪華(カメオ出演多し)だけど散漫。
殺人も虚無なテレビ界もウソかホントか計り知れないということが言いたかったのだろうと(カウフマンの脚本ということで)理解は出来る(ような気もするし)か出来ないか見た人に意見は委ねられそう。
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