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神秘 / 白石一文

こんな都合のいいハナシは「奇蹟」...でも「神秘」と捉えて読むことで感動した(*゚▽゚*)!

神秘
神秘
posted with amazlet at 14.06.27
白石 一文
毎日新聞社
売り上げランキング: 2,387


コレは良い本でありました!
人生をちゃんと見つめ直し、毎日を無駄にせず生きたいと思いました!

すべてを失ってもなお、人は生きたいと願うのはなぜだろうか。
この小説は、私たちにとって根源的なテーマを、「余命一年」の男の思考と行動を通して問う。
著者はこれまで多くの作品で人と人の絆について描いてきたが、本作では家族、仕事、恋愛など社会的なつながりを断ち切った男が孤独になってようやく自分の人生と向き合い始める。
最先端の医療をもってしても未だ決定的な治療法がない、がんというミステリアスな病をどうとらえるかも本作の興味深いテーマのひとつとなっている。主人公は『奇跡的治癒とはなにか』という本を引き写ししながら、がんを克服する術を模索する。そこには自身もがんで家族を亡くした著者の解釈が反映されている。「がんを経験した人にこそ読んでほしい」と著者は言う。
デビューから十五年。この世界と人間の営みを明かす壮大なテーマに挑む白石文学の「集大成」というにうふさわしい傑作の誕生。

(amazon解説)
末期のすい臓がんで余命宣告を受けた53歳の出版社役員・菊池は、治療を放棄し、「病を癒す女」を探すため、神戸へ移り住む。
がんに侵されたのは、運命か必然か。未知の土地、これまでの生活とまるで異なる時間の流れに身を置き、菊池は体内にがんを生み出した「もう一人の自分」の声を聞く。
死に向かう人間の直感、思いがけない出会いの導きに翻弄されながら、偶然のひとつひとつが結びつき、必然へと姿を変えていく。やがて、彼の目の前に描き出される「神秘」の世界。その景色の中に求めていた答えを見つけ、男は新たな人生を歩み出す。渾身の最新長編小説。

■ 神秘 / 白石一文■ (2014)

オキニイリ度

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