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流 / 東山彰良

第153回直木賞受賞作!


流
posted with amazlet at 15.07.31
東山 彰良
講談社
売り上げランキング: 53



近年の直木賞もあまりハクがつかない印象なんだけど本作は手応え十分のケッサク!

当初「パッチギ」の台湾版だなと思しき感覚で異国の青春譚のつもりで読み進めていくんだけと、いやはや、パッチギなんかよりも上等だった。
まず単純にとっつきやすい青春モノであり、ひとつの時代を切り取った復讐劇であり...
歴史背景はさほど「反日」ばかりでもなく台湾の当時の情勢も勉強になった。

本作は台湾生まれの東山彰良さんの逆輸入みたいな形式で書かれたフィクション小説。
台湾ではこの小説は刊行されておらず、今後は直木賞も獲った作品として本国でも中国でも読まれるようになるかと思う。

ちょっと人物の名前が難しくてフリガナの通りに読むのは難しいんで日本語の漢字的な語呂で読み取って読み進めました(;´Д`)
主人公は「アキオ」です(そこからすでに?)

(amazon解説)
直木賞選考会は前代未聞の満票決着。
「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった」(選考委員・北方謙三氏)
「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ?」(選考委員・伊集院静氏)

何者でもなかった。ゆえに自由だった――。
1975年、台北。偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。内戦で敗れ、追われるように台湾に渡った不死身の祖父。なぜ? 誰が? 無軌道に生きる17歳のわたしには、まだその意味はわからなかった。
台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。

■流 / 東山彰良■ (2015)

オキニイリ度

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