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「少年A」被害者遺族の慟哭 / 藤井 誠二

少年犯罪を考える…

「少年A」被害者遺族の慟哭 (小学館新書)
藤井 誠二
小学館
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酒鬼薔薇の…ではなく「少年犯罪一般」についての本でした。
ちょうど読んでるときに昨年2月の「川崎中一男子生徒殺害事件」の公判についても大きく報道されていたところで、興味ぶかく読みました。
被害者の家族や加害者の家族についても 追跡取材はむずかしいところだと思うけれどノンフィクションとしての意義を感じました。
むずかしい問題ではありますね…

(amazon解説)

それでも「少年」は守られるべきか 

少年による凶悪犯罪が跡を絶ちません。統計によると少年犯罪は減り続けていますが、猟奇的な事件や、いわゆる体験殺人――人を殺してみたかったから殺した――など、動機が不可解なケースは、むしろ増えている印象があります。一方で、少年(未成年)、とくに18歳未満は少年法で手厚く守られており、重罪を犯して刑事裁判にかけられても短期間で出所するケースがほとんどです。遺族たちは口をそろえて「これでは無駄死にだ」「なぜ死刑や無期懲役にできないのか」と憤慨しますが、少年法の壁は厚く、犯した犯罪と量刑が釣り合っているとは言えません。
また、遺族に対する加害者側の対応も、ひどいケースが目立ちます。一言の謝罪もない、追い打ちをかけるような言動をする、民事裁判で決まった損害賠償を支払わない……挙げ句の果てには再犯を繰り返し、また罪に問われている元犯罪少年も少なくありません。本書では、少年凶悪犯罪の遺族たちに綿密な取材を重ね、そうした実態を明らかにするとともに、少年と少年法の罪について深く考察します。 

【編集担当からのおすすめ情報】 
1948年に成立した少年法は4度改正され、そのたびに厳罰化の方向に向かっています。しかしまだ遺族たちが満足するレベルには至っていないし、少年による凶悪犯罪は発生し続けています。「酒鬼薔薇聖斗」に触発されたのか、猫などの動物を殺す事件も頻発しており、不穏な雰囲気が漂っています。
選挙年齢の引き下げにともなって、少年法も改正されるとは思いますが、刑罰は年齢だけを基準にしていていいのでしょうか。少年院などの矯正プログラムは、本当に機能しているのでしょうか。
この本がそれらのことを考えるきっかけになれば幸いです。

■「少年A」被害者遺族の慟哭 / 藤井 誠二 ■ (2015)

オキニイリ度

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