リリイ・シュシュのすべて

リリイ・シュシュはこの際どうでもいいんだけど。

リリイ・シュシュのすべて 通常版
ビクターエンタテインメント (2002-06-28)
売り上げランキング: 8229
おすすめ度の平均: 3.5
5 心の深くに
2 リアリティがない
5 虚無感
5 圧倒的な喪失感
5 岩井リサイタル

ウェブサイト上でBBSの形式を利用して、一般参加者との対話の中から物語を展開させた岩井俊二のインターネット小説から生まれた衝撃の問題作。
岩井俊二監督が、14歳の少年少女たちの心の闇、焦燥、痛みを鮮烈に描き出す。
 
中学生になった蓮見雄一は同じクラスの優等生・星野修介と仲良くなる。
夏休み、2人はほかの仲間たちと西表島へ旅行に行く。そこで星野は2度命の危険にさらされる。
そして逆に、島で知り合ったばかりのバックパッカーのあっけない死を目の当たりにする。
旅行から戻った星野は変質し、番長を倒し自らその座に収まり、蓮見はいじめの対象になっていく……。
学校での星野の凶悪さは常軌を逸し、その仕打ちに傷つく蓮見は、唯一の慰めとなっていたカリスマ的女性アーティスト“リリイ・シュシュ”のファンサイトを立ち上げ、そこで痛々しい心情を吐露していくのだったが……。
(~allcinema)

岩井監督自身「遺作にするなら、これを遺作にしたい」と言わしめた渾身の一作だそう。
極端に思う部分が多いし、これをそのまま現在の中学生に当て嵌めることはできないと思うが、他校の生徒との些細なイザコザや剣道部の描写など青臭いエピソードが随所に描かれている。
そうしたひとつひとつが、あの年代の感情や気持ちといったものを強烈に喚起してくる。
この映画に答えは用意されていないが、うやむやに過ごすうちになんとなく心が成長していくという変遷を描いているように思う。
痛ければ痛いほど突き刺さる部分があるのでちょっと大げさに行ってみましたってところかw

バックグラウンドとなるリリィ・シュシュというのはこの年代の少年少女が夢中になり始める音楽や詩という心の拠り所なわけだ。
僕も中学生の息子にも音楽に夢中になってほしいと思ってますがウチのは幼稚なのかゲームとかのが好きですねw
音楽、アーティストに夢中になるというのは成長の足がかりですよ、ホントに。
音楽と、あと映画ね。多感な時期に映画を見るべき!
映画と音楽、未だに両方 好きなオイラですからw
..って話がそれましたw

まぁこういう映画をみて自分の子供と照らし合わせて見ていくというよりも自分自身の記憶の中にある青臭い感情の喚起がこういった映画の醍醐味でしょう。

魚が飛んでくる事故はホントにあるんですかねw
何気に軽い役の大沢たかおが さまぁーず の大竹に似てた。

■リリイ・シュシュのすべて■ (2001)

オキニイリ度
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